菰田源三郎/人見廣介

Genzaburo Komoda / Hirosuke Hitomi

登場作品(時系列順)

魔姫

パノラマ島奇譚

今林崚磨

二十面相

TWENTY FACE

石本椋太

本名は菰田源三郎であり、億万長者の影武者「スケープゴート」」として育てられた人物。しかし億万長者本人の裕福さに憧れ、彼が消息を絶ったことをきっかけにその名を騙り、なりすます。やがて億万長者は打ち上げ花火によって爆殺されたことが判明。犯人は自身の内なる第二の人格、獅子村マキ。暴走が止まらないふたつの人格は、赤松紋太郎警視総監を殺害。獅子村マキが人見廣介の体を完全に支配したことで彼女が主人格となってしまう。その後、パノラマ企業の最高経営責任者として政府要人から新兵器の開発を依頼され、国家機密という名目で人体実験に資金提供。記録上、唯一生存して特殊能力を得た実験体6号「怪人二十面相」を軍事利用しようと企むが、密かに生み出されていた実験体0号「黒蜥蜴」によって息の根を止められる。

「魔姫」での一人称は「僕」だが、「二十面相」での一人称は「私」となり、より妖艶な口調へと変化。人格が獅子村マキに乗っ取られたことを示す僅かな伏線である。

原作での設定

1926年、『パノラマ島奇譚』に登場。原作では逆に人見廣介が本名であり、億万長者の菰田源三郎に成りすます物語となっている。手に入れた地位と財産で、自らの理想郷「パノラマ国」を建設。最期は自身の罪を暴かれて追いつめられ、打ち上げ花火と共に爆死。