獅子村マキ

Maki Shishimura

登場作品(時系列順)

魔姫

パノラマ島奇譚

外山香織

人見廣介の恋人として現れるが、その正体は人見廣介のもうひとつの人格。彼の欲望によって誕生したため、その欲望を実現するために存在する。しかし同時にその体を支配しようとたくらみはじめて暴走。本物の人見廣介を打ち上げ花火で爆殺し、疑惑の目を向けてきた赤松紋太郎も容赦なく殺害。行き場をなくした人見廣介の主人格をも抹殺することで、自らが新たな主人格として王の座に就く。その後は人見廣介としてさらに悪に手を染めてゆくことになるが、黒蜥蜴によって人見廣介が射殺された際に、同時に消滅した。

人見廣介の主人格と初めて接触する場面では、人見廣介がベートーベンの「エロイカ」の演奏を中断し、獅子村マキがシューベルトの「エルルケーニッヒ」をリクエスト。これは人見廣介もとい獅子村マキという人物が英雄(エロイカ)を嫌悪する魔王(エルルケーニッヒ)のような存在であることを表している。また、のちに中村善四郎に逮捕された際、人見廣介がヘッドホンで聴く曲もシューベルトの「魔王」である。

原作での設定

原作には一切登場しないオリジナルキャラクターだが、その芸術性や思想は「パノラマ島奇譚」における人見廣介を基にしている。