奥村多恵

Tae Okumura

登場作品(時系列順)

WiZARD

明智小五郎 外伝

村上惟

朝陽ジャーナルの元職員。結婚相手に借金を押しつけられたまま逃げられてしまい、妊娠した子供も中絶によって失う。やがて自ら命を絶とうとしていたところを「魔術師」に救われ、以降は彼を匿いながら共同生活をおくる。彼の遺伝子から誕生した234号も奥村文代として育てることに。しかし当時シングルマザーを狙って連続殺人を繰り返していた「蜘蛛男」の手にかかり、命を落とす。「怪人二十面相」が誕生する直前の出来事だった為、畔柳友助の犯行で死に至った最後の人物である。

「魔術師」が犯罪者狩りをはじめるキッカケとなった悲劇の女性。かつて遠藤平吉にとって戸川真歩が、畔柳友助にとって佐渡ヨシエがそうであったように、本シリーズでは必ず主人公の恋人が犠牲となり、物語のキーパーソンとなる宿命を負っている。

原作での設定

1930年の『魔術師』に登場する玉村妙子を基にしたオリジナルキャラクター。ヒロインでありながら「魔術師」の遺志を受け継ぐ黒幕という重要な立ち位置だが、本シリーズにおいても「魔術師」の復讐心を突き動かした張本人という意味では「黒幕」と言えなくもない。